2021-08-11

導入前に確認したい「蓄電池に関する疑問」9選

# 特集・インタビュー

テレビやネットで蓄電池のことを知り興味を持ったけれど、周りにまだ導入している人もおらず、わからないことが多い。そんな方のために本記事では、蓄電池の導入にかかるお金、選び方、設置時や設置後に関する疑問にお答えします。

いずれも、蓄電池の導入を検討される方が最初に疑問に思われるような基礎的な内容です。ここでまずはまとめて疑問を解決し、蓄電池のある生活への第一歩を踏み出してみてください。

お金に関する疑問

① 蓄電池の導入にはどんなお金がかかる?

蓄電池の導入にかかるお金は、主に蓄電池本体の料金と工事費となります。
蓄電池本体については、各製品に希望小売価格が設定されているはずです。カタログやメーカーの製品ページにて確認しましょう。
本体価格は、蓄電容量(定格容量)が大きいほど基本的には高くなります。メーカー別で比較するのであれば、まずは同程度の蓄電容量である製品同士を比べてみるといいでしょう。

工事費は電気工事費と設置工事費とに分かれていて、見積書でこれらが別々に記載されることもあれば、まとめて「一式」と記載されることもあります。蓄電池設置における一般的な工事費の相場としては20万円~30万円と言われることがよくありますが、特殊な設置や配線が必要となる場合もあるなど、一概には言えません。あまりに想定より高かった場合などは施工業者に理由を確認しましょう。

② 蓄電池の導入に補助金は期待できる?

蓄電池は、国や自治体も普及拡大に取り組んでいます。それゆえ、条件や時期にもよりますが補助金がもらえる可能性は高いです。

例えば、経済産業省が主催する「令和3年度 蓄電池等の分散型エネルギーリソースを活用した次世代技術構築実証事業」に参加することで、補助金を申請すると、「4万円×初期実行容量」の補助金を受領することができます。
※補助金の受給には、詳細条件がございます

その他にも、経済産業省と環境省が主催する「ZEH補助金」や東京都が主催する「自家消費プラン事業」など補助金には色々な種類があります。

蓄電池を購入される際には、販売店に適用できる補助金があるか、問い合わせしてみてください。

③ 電気代は蓄電池導入後にどう変わる?

電気代の値上がりが続く中、少しでも負担を減らしたいと、蓄電池による電気代削減効果に期待される方も多いと思います。では、蓄電池の導入で電気代はどう削減できるのでしょう。

昼間に太陽光発電システムを使って蓄電池に電気を貯めておけば、その電気を夜間の電気使用に使えます。その電気使用料は0円。天気のいい日は朝から夜までに使う電気のほとんどを太陽光発電でまかなうこともできるでしょう。

また、太陽光発電による電力ではなくとも、夜の間に蓄電池へ電気を貯めればその分電気代を節約することができます。電力会社には夜間の電気使用料を安くするプランが用意されているからです。

電気代が実際どのくらい下がるかは、各ご家庭の電気使用量やプランにもよってきます。太陽光発電で得た電気を売電に回しているのか、卒FIT後で全て自家消費に回せるのかなどによっても違ってくるでしょう。

実際どのくらい電気代が変わるのかは、以下のページで確認してみてください

選び方に関する疑問

④ 蓄電池にはどんな種類・機能がある?

どの蓄電池を導入するか選ぶにあたっては、蓄電池の種類や機能について知っておくと良いでしょう。

まず、蓄電池は大きく、ハイブリッド型と単機能型の2つに分かれます。ハイブリッド型とは、太陽光発電システム側と蓄電池側のパワコンを一体化したものになります。単機能型は、太陽光発電システム側と蓄電池型のパワコンを別々に用意したものになります。ハイブリッド型は、これから太陽光発電システムと蓄電池を導入される家庭に好まれます。一方、単機能型は、すでに太陽光発電システムが導入されており、新しく蓄電地を導入されるお客様に好まれます。

次に、特定負荷型と全負荷型という違いがあります。特定負荷型とは、特定の回路にだけ電気を供給するタイプの蓄電池で、特定の電化製品、特定の部屋の電気しか使えません。全負荷型とは、家全体の回路に電気を供給するタイプの蓄電池で、全ての電化製品、全ての部屋の電気が使えます。

その他、出力の違い(kVAの数字で示される。高出力なほど一度に使える電化製品が増える)をはじめ、停電対応機能(停電を検知して停電モードに切り替えられるかなど)、EV充電(蓄電池から電気自動車に充電できるか)、AI制御(各家庭のライフスタイルや天気予報から蓄電量を調整するしくみなど)の有無といった機能による違いが蓄電池ごとにあります。

⑤ 蓄電池を選ぶときのポイントは?

蓄電池を選ぶ際には、まず、どの程度の容量が必要かを考えてください。必要な容量は、各家庭の電気使用量やライフスタイルによって異なります。例えば、日中に家を留守にすることが多く、電気代もそこまで高くない場合、費用対効果を考慮すると、大容量の蓄電池は必要ありませんし、日中の電気使用量が多かったり、大所帯で電気代も平均より高い場合は、低容量の蓄電池では頼りなくなります。まずは、どれぐらいの電気を1日に使っているのか、電力会社からのお知らせやWebサイト上で確認してみましょう。
当社製品のスマートスターLは定格容量が9.8kWh。一般家庭で1日中使用できる容量となっています。また、スマートスター3はさらに大容量で13.16kWh。一般家庭で使う約1.5日分の電気使用量をまかないます

必要な容量が決定したら、次に、全負荷対応なのか、特定負荷なのか、出力の大きさ、AI制御機能といった機能を比較します。特に機能が高い物は高額になるので、ニーズにあったものを選びましょう。

最後に、保証や修理サポートなどの対応を確認してください。決して安い買い物ではない蓄電池。すぐに故障してしまったら大変です。故障のしやすさなどを比較するのは難しいかもしれませんが、サポートの有無や範囲、保証の長さについては確認しておきましょう。

設置時・設置後の疑問

⑥ どんなところにも蓄電池は設置できる?

蓄電池は屋外設置となる場合が多く、直射日光が当たらない北向き(家の北側)の設置が推奨されています。
蓄電池本体のサイズが収まるのはもちろん、前後左右にも余分にスペースが求められます。本体はとても重いので、その重さに耐えられる場所である必要もあります。

その他ふさわしくない環境としては、浸水のおそれがある場所、温度が低過ぎたり高過ぎたりする場所、振動または衝撃を受ける場所、海風が当たる場所などがあります。

設置場所の注意点については、カタログやマニュアルで確認できます。参考にしてみましょう。一部条件が合わない要素があるといった場合にもあきらめず、解決法があるかもしれないので施工業者などに相談してみてください。

⑦ 蓄電池にメンテナンスは必要?

利用者自身による大掛かりなメンテナンスは、基本的には必要ありません。ほとんどの蓄電池は、屋外での使用を前提とした頑丈なつくりとなっているはずです。
ただし、数か月に一度は本体に取り付けられているフィルターの掃除を、各製品の取り扱い説明書に従って行いましょう。汚れがひどければフィルター交換をすることもあります。また、本体に汚れが付いたら、布などで拭き取ります。

そして、購入当初に付いてきた保証期間が終わる頃には、一度業者に点検を依頼した方が良いでしょう。経年劣化によりどうしても不具合が発生することがあります。
期間に関係なく、何らかの不具合を発見したら、すぐメーカーや販売店、施工業者に問い合わせておくと安心です

⑧ 蓄電池が故障した時はどうすればいい?

室内リモコン(スマートスターシリーズは「エネルギーモニター」)がうまく操作できなくなった、うまく蓄電ができなくなったなど故障が疑われる際は、必ずメーカーや販売店、施工業者に問い合わせしてください。自身の判断で分解したり、故障を長く放置してしまったりすると、感電など事故につながる恐れもあります。

修理代が高くかかりそうと心配になるかもしれませんが、一定期間の保証に入れる蓄電池を選ぶと安心です。スマートスターシリーズであれば、10年間の保証があり、条件に合う内容であれば無償で修理・交換ができます。製品の故障はもちろん、電池容量についても10年間保証されます。

⑨ 蓄電池の音は気になる?

室外の設置とはなりますが、蓄電池の動作時にはどのくらい音が出るのかも気になるところでしょう。製品によっても異なるので一概には言えませんが、例えばスマートスターLについてはエアコンの室外機程度の音との感想があります。

蓄電池から音が出やすい時間としては、充放電をしているときとなります。自宅で普段生活している中で気になるといった心配は少ないはずですが、近所の方から音について指摘があるなどしたら、ご自身でも蓄電池の近くで音を確認してみましょう。あまりに大きい音が出ている場合は、故障が原因という可能性もあります。メーカーや販売店、施工業者に確認をとってみましょう。

最後に:蓄電池のメリットとは

以上、蓄電池に関する疑問にまとめてお答えしてきました。疑問を解決できたら、いま一度蓄電池のメリットにも注目してみてください。

スマートスターシリーズは、頻繁に発生する自然災害による停電への備えになるとして、これまで多くの方から評価をいただいてきました。また、卒FIT後にも太陽光発電による電気を上手に自家消費できるというメリットもあります。
そして今日本では、脱炭素社会の実現に向けて舵を切っています。太陽光発電と蓄電池をセットにした電気利用は、脱炭素社会の実現に貢献するものとして、これからのスタンダードにもなり得るものです。当社が販売する新製品「スマートスター3」では、環境価値のポイント化という新しい取り組みにも挑戦しています。
ぜひこういったメリットに目を向けた上で、導入をするべきか、どの蓄電池を選ぶかについて考えてみてください。

当社では、「スマートスターL」「スマートスター3」という2つの製品を提供しています。
今回お伝えした以外にも蓄電池や当社製品についてご不明な点ございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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